「ずっと助けてと叫んでた」の上映会の輪が広がっています。
2020.8.23
博多ウイメンズカウンセリング主催の上映会が、福岡市男女共同参画センターアミカスで開催されました。コロナ感染予防を最優先に、換気や消毒、フィジカルディスタンシング等、スタッフの皆様のきめ細やかな配慮が行き届いた会場でした。にて上映会が行われました。スタッフの皆さま、本当にお疲れ様でした。
ご来場下さった皆さまから、「共感した」「協働したい」など、温かいご感想をたくさんお寄せいただきました。コロナ禍の酷暑の中、足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。
「ずっと助けてと叫んでた」本編上映後、「助けを求められない子どもたちに、今大人がすべきこと」をテーマに山口が講演を行い、さらに、博多ウイメンズカウンセリングの椹木さんにもご登壇いただき、山口とのトークセッションも行われました。
福岡市中央区の平尾中学校にご協力をいただき、PTA理事会役員の方々にご覧いただきました。「知らなかった」「許せない」等、お母様としての率直なご感想が印象的でした。「こどもは親を守るためならどこまでも我慢してしまう」「ほしおかさんに、ひとりの大人として謝りたい。助けてあげたかった。こんな社会を変えていかなくては」「子どもへの性被害教育が必要」など、力強いご意見もメたくさんお寄せいただきました。この日はテレビ局の報道番組の取材も入り、カメラの前でインタビューにも応じて下さっていました。
ご視聴後、皆さんからお寄せいただいたご感想です
小学校6年生の娘がいます。娘がもしも同じ体験をしたらと考えるととても苦しいです。
子どもを守っているつもりですが、子どもも親を守ろうとする。絶対に許せない。
あらためて、子どもたちが声を上げられない社会なのだということを思いました。
子どもたちの話をしっかり聞くこと、信頼される大人になることを、心がけようと思いました。
「性教育」だけでなく、「性被害教育」を行うと、被害にあっている子どもたちも声をあげやすいのでは。
とてもいい研修会でした。初めてでしたが、とてもわかりやすくて良かったです。参考になりました。
声なき声に耳を傾けていきたいと思いました。
テレビの中のこと、ニュースの中の話だと思っていました。実際に被害に遭われた方のお話を聞いて悲しかった。
人と人がもっと繋がれる社会になってほしい。信頼できる大人は必ず近くにいる。
私にも娘が3人おりますが、この娘たちにもそういう被害に遭っている人がいること、
そしてもし自分が性被害に遭ったら、必ず話してほしいと伝え用と思いました。
子ども向けの作品も作っていただきたいです。
こういう被害を受けているひとがたくさんいるということ。そして二次被害・三次被害があり、
例えば犯人が捕まって終わりということではないんだと知りました。
今の社会を支えていくには、ひとりでもこの現実を知る大人が増えていかないと・・・と思いました。
皆様、ありがとうございました!
福岡市中央区「民生委員会長会」・「主任児童委員定例会」でもご覧いただきました。
日々子どもたちを見守ってくださっている
児童委員さん。
皆さん熱心にご覧下さいました。
ご視聴後、児童委員の皆さんからお寄せいただいたご感想です。
思っているより性被害を受けている子供が多くいることに衝撃を受けました。
さらに、その子どもたちが事実を隠すため、もしくは親・家族を守るために「おりこうさん」を装い、
必死で生きていることにも衝撃を受けました。SOSに気づける大人でありたいと思います。
近しい人には言いたくないことだと思います。だけど「今とてもとても心が辛い」ということだけは、誰かに
伝わってほしいと願っておられたと思います。それが、先生だったり私たち児童委員であったらいいだろうと思います。
子どもが心を許せる立場の人や違場所を配置・作るなど、みんなで考えたらもっといろんな手段が見つかると思う。
ドラマのような出来事が、身近で実際に起きていることを目の前に突きつけられた気がしてショックでした。
しっかり胸に届きました。弱い子どもや女性への性被害は、究極の人権侵害。大変心が痛みます。
加害者である非人道的行為をした実父は、きちんとした法的措置や、厳しく処分されたのかが気になります。
性的虐待をしてしまう人を更生させるプログラム党はしっかり確立されているのでしょうか。
貴重なご意見や提言をいただきました。
皆様、ありがとうございました!!
メディアからの取材
平尾中学校での上映会の日、TV局(TNC)の取材も入りました。
ドキュメンタリー視聴後のご感想等をみなさんにインタビューされていました。
これからも、様々な機会を捉えてPTAの方々、地域の方々に向けた上映活動を続けていきます。上映会の開催をご希望の方は、ぜひお問い合わせください。